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雪だんごの東方考察譚

気ままに東方考察

【体験版前】東方虹龍洞について軽く考察

初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。雪だんごです。最後に記事投稿したの三ヶ月前ですって。反省します。
さて、浮上していない間に新作の東方虹龍洞が発表されましたね。久々の整数作品ということもあり、咲夜自機やったーだとかZUN絵かわいいだとか世間はかなり盛り上がりましたが、やはり考察する人が少ない。誰もいないなら私がやってしまえばいい、ということで虹龍洞の考察していきますよ。

いつものことですが、ネタバレ注意です。新作ということもありネタバレに対して敏感になっている人も多い中ですので、今回はいつも以上に注意してくださいね。といっても、体験版前の完全推測のものなので妄言に近い考察ですが(体験版を自力でクリアしたのちに再度考察予定です)。ちなみに前作とかの話も含みます。そっちのほうがネタバレ注意かもですね。

虹龍と正倉院

虹龍という存在

タイトルである「東方虹龍洞 ~Unconnected Marketters.」。虹龍洞が香霖堂と名前が似ていることや、Markettersが商人である霖之助を指しているのではないかなど、香霖堂と話が関係してくるのではないかという推論があります。

ですが、実は「虹龍」というものがすでに日本に存在しているのはご存知でしょうか。その虹龍はどこにいるのか...それは、なんとあの大仏で有名な東大寺の倉庫である「正倉院」です。

正倉院とは

正倉院とは奈良時代に作られた高床式倉庫です。夫の聖武天皇を亡くした光明皇后が作った倉庫であり、聖武天皇の遺品であったり、大仏開眼であったり、天皇と皇后の思い出の品であったりなどが六百品以上に渡って納められました。その後、年月が経つにつれて仏具や各地の宝物なども奉納されるようになり、「正倉院宝物」として扱われるようになっていったのです。

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正倉院の風貌

宝物としての虹龍

シルクロードの終着点とも呼ばれ、現在では約九千点以上の宝物が奉納されている正倉院ですが、その正倉院に虹龍は存在します。つまり、虹龍は「正倉院宝物」の一つなのです。その虹龍はどのような宝物なのか。それがこちらです。

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虹龍の風貌

ちょっと変わった風貌に驚いた方もいるかもしれません。なんといっても、これは小動物がミイラ化したものですからね。

この虹龍について説明しますと、貂(てん)という生き物がミイラ化したものです。この虹龍は宝庫に入った経緯が謎であり、貂が紛れ込んでミイラ化したのか、それともこれを龍だと思って奉納されたのかすらわかっていません。足が欠けている風貌ですし、確かにこれを「龍」と捉えてもおかしくはないのかもしれません。ちなみにミイラ化していない貂はこちらです。

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貂の風貌

虹龍の伝説

虹龍にはとある伝承があります。満済准后日記において、足利義教の一行が宝庫で「龍の日干」を見たと記述されており、この小龍がいることで宝庫を開けた際に必ず雨が降るそうなのです。かの有名な室町幕府三代将軍の足利義満が拝観した際に雨が降ったそうです。

開かれただけで雨を降らすなんて凄い龍ですよね。ん?雨といえば……

虹龍とストーリーの関係

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東方虹龍洞のスナップショット(推定一面)

降っとるやんけ。

東方よもやまニュースにZUN氏が投稿した画像です。画像の順番的に一面と思われます。ちなみに二面ではしっかり晴れて虹が出ているようです。

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東方虹龍洞のスナップショット(推定二面)

ここまでの部分を合わせて考えると、誰かの手によって正倉院のような宝庫が開かれ、その時龍によって雨が降らされたと考えるのが自然ではないでしょうか。

その宝庫に秘密の書かれたカードが入っている、というのはなかなかに考えにくい状況ですが、宝物である虹龍が絡んでいる可能性は割とあるんじゃないでしょうか。

にしても、龍に貂...ってあれ?なんか貂に似たような生き物をこの前見たような……しかもなんか龍と深く関係のある人物をこの前見たような……

吉弔八千慧とカワウソ霊

カワウソ()とテン……素人目には風貌が似ているように見えますね。

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絶滅したニホンカワウソの剥製

カワウソとテンの違いについて生物学的な話をすると、カワウソは「動物界,脊椎動物門,脊椎動物亜門,哺乳綱,ネコ目,イタチ科,カワウソ亜科」に分類される生物のことを指します。一方で、テンは「動物界,脊椎動物門,脊椎動物亜門,哺乳綱,ネコ目,イヌ亜目,イタチ科,テン属」に分類される生物のことを指します。なんと、目まで一緒であり、変わっているのは科以降だけです。目まで一緒というのが生物学的にどれくらい似ているのかというと、人間で言うところでは「ヒトとサル」くらいの分類まで一緒ということです。結構似てるじゃん。

そして、東方鬼形獣においてカワウソ霊の所属する「鬼傑組」の組長である人物として「吉弔八千慧」がいますが、彼女の種族は「吉弔」です。

伝説において龍が卵を二つ産んだ時、片方は龍となるのですが、もう片方は別の種になります。それが「吉弔」です。龍も関係あったよコレ。

東方三部作

ZUN氏の考えの中で、「STGは三部作」という考えがあるのは有名な話でしょう。「紅魔郷妖々夢永夜抄」のWindows三部作。「風神録地霊殿星蓮船」の守谷三部作。これに神霊廟を足して宗教四部作と数えることもありますよね。「輝針城・紺珠伝・天空璋」では大規模異変と幻想郷自治という三部作の流れができています。ここから一度流れが変わって鬼形獣が始まったわけですが、普通に考えて鬼形獣も何らかの形で他の作品と関係してくるはずです。

例大祭頒布予定だった強欲異聞も小数作品として鬼形獣に絡んでくる話ですが、ここで考えてみてください。「新地獄の大規模ヤクザ三組」と「人間霊の味方」を主人公が全員倒してはい終わりになるとは考えづらくはないでしょうか。埴安神袿姫だって鬼形獣であんな悲しい末路を辿ったのに全然再登場する気配がありません。

となれば、次の虹龍洞も鬼形獣に絡んでくる可能性は十分あります。鬼傑組が絡んでくる作品として「虹龍」が現れるのではないでしょうか。これが、私の虹龍洞のストーリーの考察です。

結論

では今回のまとめです。宝物として存在する虹龍が何らかの形で宝庫から開かれ、鬼形獣に絡んでくる話になる。これが私の予想です。

いかがだったでしょうか。なんといっても体験版する出る前なので考察材料が少なくて信憑性には欠けてしまいますが、十分納得できる程度の予想にはなったのではないでしょうか。

それでは今回はこの辺で。体験版を遊んだらまた考察するつもりなのでまた読みに来てくださいね。ここまで読んでいただきありがとうございました。

参考文献

今回は参考文献を載せておきます。私の考察は論文に近いのでやっぱりこういうのって必要ですよね。画像の引用もかなり多めでしたし。次回からも参考文献は載せていくことにします。

奈良国立博物館で60回目の「正倉院展」-虹龍展示、伝聞通り雨天に - 奈良経済新聞

東方Project 第18弾 東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers. | 東方Projectよもやまニュース

正倉院 - 正倉院

テン - Wikipedia

ニホンカワウソ - Wikipedia

カワウソ - Wikipedia